根の治療（根管治療）とは？

　　虫歯が歯の中の神経まで達した場合に行います。

　　＝神経を残さない方法

 

　神経を残す虫歯治療との比較

　　【プラスチックの詰め物：レジン充填】→　１回／１歯

　　【奥歯の詰め物の治療：メタルインレー】→　２回／１歯

　　【被せ物：前歯‐レジン前装冠、奥歯‐全部鋳造冠】→３回〜／１歯

　　　神経に問題がない場合に比べ治療がより複雑なので

　　　回数もかかり、通院期間が増えてしまいます。

 

根管治療の診察の流れ

①古い被せ物の除去（１回）

②古い土台の除去（１〜２回）

③虫歯の除去（１回）

④根の管の中の治療（２〜６回）

 ⑤根の中にお薬を入れる（１回）

⑥土台を立てる（１回）

⑦歯の形を整える（１回）

⑧型取り（１回）

⑨かみ合わせ取り（１回）

⑧と⑨は別々or同時に行う場合アリ

⑩新しい被せ物の装着（１回）

 

最短でも（８回）必要となります。

→前歯で被せ物や土台が入ってなく、根の治療をし被せ物をした場合

と①〜⑩までのステップが必要になります。

 

根っこの治療をしないとどうなる？

①「仕事が忙しくて通院できない」

②「いつ終わるか分からないから、もういいや」

③「別に、もう歯は痛くないから大丈夫」

などを理由に中断するケースがとても多いですが、

その選択が、【抜歯】という最悪の事態を引き起こします。

 

抜歯による影響とは？

①将来入れ歯を入れることになる

②食事が摂りずらくなり食生活が乱れる

③歯が悪くなり失うスピードが増す

④顔の形が変形

といった影響がでてきます。